中国男子バスケットボール選手の易建聯(イー・ジャンリャン)さんは29日深夜、自身のSNSアカウントで現役引退を表明し、21年間のプロキャリアに終止符を打ちました。引退声明で「別れは終わりではなく新しい始まりだ。懐かしみつつ前へ進み、新しい章を迎える」と記しました。
易選手は15歳でプロバスケットボールチーム「広東宏遠」のユースチームに入り、16歳で中国プロバスケットボールリーグ(CBA)の「最優秀新人」に選出され、20歳に満たない若さで北米プロバスケットボールリーグ(NBA)のドラフトに挑戦し、中国代表として五輪に4回出場しました。CBAファイナルで7回優勝し、CBAレギュラーシーズンMVPに5回、CBAファイナルMVPに3回選出され、総得点12781は中国本土選手の歴代総得点数ランキングで1位です。NBAでも5シーズン戦いました。
プロキャリア21年の易選手は、中国バスケ界のレジェンドであり、バスケファンのスーパースターでもあります。
易選手の引退表明を受け、バスケファンからは「私の青春も終わった。(易さんの)未来がますます輝かしいものになりますように」などのメッセージが続々と寄せられました。(Lin、柳川)